2026/01/06 19:16

◼︎虹色に変わる『レインボージーンズ(デニム)』とは?

デニム生地は、通常インディゴで染められた経糸(たていと)と、染められていない白い緯糸(よこいと)から成ります。経糸はロープ染色という製法でインディゴ染めしますが、この製法は糸の中心まで完全に染まらず、芯部は白く染め残った状態になります。
ジーンズを穿き込むとヒゲやハチノスといったアタリが出るのは、摩擦などによってインディゴが剥がれ、中の白い部分が露出してくるためです。
一方、レインボーデニムの経糸は、白い糸を赤や緑、黄といったカラフルな色で染めた後、その上からもう一度インディゴで染色します。
そのため最初は普通のデニムと全く変わらない見た目。しかし穿き込む事で時間をかけながら鮮やかな虹色が顔を出してくるのです。

◼︎豪雨災害から復活したレインボージーンズ

UCHIDA HOUSEI が思うジーンズの醍醐味は"育てる"ということです。
今から6年前「経年変化が楽しみで毎日穿いてしまうジーンズ」というコンセプトのもと生まれたのがレインボージーンズでした。
イベントに持っていくと「こんなジーンズは見たことがない!」と大変好評で、初期ロットの約100本が順調に売れていきました。
※レインボージーンズ:レインボーデニムを使って作られたジーンズ

しかし、追加生産をしようと思っていた矢先の2018年6月、西日本大豪雨が発生。

弊社の製品は岡山県真備町(徳田ソーイング)で裁断をしており、レインボーデニムを含め、保管していた全ての生地が浸水し廃棄処分となってしまいました。
とても悔しかったです。

レインボーデニムは製造工程が特殊なため、最低でもジーンズ1000本分以上のロットが必要で、オリジナルブランドを立ち上げて間もなかったこともあり、もう一度生地を作ることが出来ませんでした。

それから4年が経過した2021年9月のこと。1人のお客様からレインボージーンズのリペア依頼がありました。
袋を開けた瞬間、感動しました!!ご購入頂いてから約4年間、毎日穿いていたというジーンズは、私たちが大切にしている『永く穿いて経年変化を楽しむ』という言葉をそのまま表現した様な一本に育っていたのです。

そして、SNSに写真を投稿すると復活を望むたくさんの声を頂き、この生地を必ず復活させようと決意しました。

上述したように、レインボーデニムを再び作ろうとすると、最低でもジーンズ1000本分以上のロットが必要で小さなブランドには、とてもリスクがある挑戦でした。

そこで思い立ったのが、クラウドファンディング(makuake)でした。
ページ掲載と同時にたくさんの受注が入り、約2ヶ月で5000万円を超える支援金が集まりました。
(この金額は中四国の全プロジェクトおよび、日本の全ジーンズプロジェクトで歴代1位の記録)
たくさんの方のご協力があって復活したレインボージーンズ。
これからも感謝の気持ちを忘れず、たくさんの想いが詰まったこのジーンズを作り続けていきます。


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